〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名2931-4
フォークリフト学科試験で実際に出される問題を出題しますので、ぜひ挑戦してみて下さい。わからなくても、このページの問題を解きながら、ここから覚えていくようにしてみましょう。
フォークリフトの講習終了資格は何トンまでのフォークリフトに乗ることが可能でしょうか?大型フォークリフトも乗れるのでしょうか?フォークリフト技能講習の資格は持っていると、何トンまでのフォークリフトに乗れるのでしょうか?
答えはこちら
↓
↓
技能講習修了証があればトン数の制限はありません。逆に言うと、何トンでもOKです。
1トン未満→特別教育
1トン以上→技能講習
フォークリフトは工場内などでは、自動車運転免許なしで運転できます。
ただし、公道にたとえ数センチでも出る為には、そのフォークリフトの大きさ、排気量によって自動車運転免許の小型特殊自動車、もしくは大型特殊自動車の免許が必要になります。
1、フォークリフトで公道を走るときは、フォークリフトにナンバーが付いているから、小型特殊や大型特殊などの自動車免許を持っていれば、フォークリフトの免許がなくても、フォークリフトを運転してもよい。
2、工場などの敷地内でフォークリフトを運転するときは、自動車の免許もフォークリフトの免許もなくても、フォークリフトを運転してもよい。
答えはこちら
↓
↓
1、× フォークリフトが小型であれば普通自動車免許とフォークリフトの免許両方が必要。フォークリフトが大型(3t以上)であれば大型特殊の自動車免許とフォークリフトの免許両方が必要。
2、× 敷地内では自動車の免許はいらないけど、フォークリフトの免許は必要。
※問題文では初心者向けに、わかり易いように「フォークリフトの免許」と書いていますが、正しくは「フォークリフト技能講習修了証」です。
A ドライバシート、
B フロントタイヤ、
C フォーク、
D マスト、
E リヤコンビネーションランプ、
F リヤタイヤ
G ヘッドガード
H リフトシリンダ、
I バックレスト、
J ティルトシリンダ、
K カウンタウエイト、
L ヘッドランプ
M リフトチェーン、
N 乗降ステップ、
O アシストグリップ
1-D(マスト)、
2-M(リフトチェーン)、
3-H(リフトシリンダ)、
4-I(バックレスト)、
5-C(フォーク)、
6-G(ヘッドガード)、
7-L(ヘッドランプ)、
8-O(アシストグリップ)、
9-K(カウンタウエイト)、
10-E(リヤコンビネーションランプ)、
11-A(ドライバシート)、
12-F(リヤタイヤ)、
13-N(乗降ステップ)、
14-J(ティルトシリンダ)、
15-B(フロントタイヤ)
※メーカによって呼び名は多少違います。御了承ください。
A ブレーキペダル
B リフトレバー
C 駐車ブレーキ
D ホーンボタン
E 前後進レバー(ダイレクト車)
F ティルトレバー
G アクセルペダル
H クラチペダル(ダイレクト車)
I ターンシグナルスイッチ
J 変速レバー(ダイレクト車)
K 前後進レバー(トルコン車)
L インチングペダル(トルコン車)
1-K(前後進レバー/トルコン)、
2-C(駐車ブレーキ)、
3-D(ホーンボタン)、
4-L(インチングペダル/トルコン)、
5-I(ターンシグナルスイッチ)、
6-B(リフトレバー)、
7-H(クラッチペダル/ダイレクト)、
8-A(ブレーキペダル)、
9-F(ティルトレバー)、
10-J(変速レバー/ダイレクト)、
11-E(前後進レバー/ダイレクト)、
12-G(アクセルペダル)、
※メーカによって呼び名は多少違います。御了承ください。
A リフトシリンダ
B フォークストッパ
C バックレスト
D インナマスト
E フォーク
F マストサポート
G アウタマスト
H リフトローラ
I フィンガバー
J ティルトシリンダー
K サイドローラ
L リフトチェーン
1-D(インナマスト)、
2-G(アウタマスト)、
3-F(マストサポート)、
4-E(フォーク)、
5-B(フォークストッパ)、
6-C(バックレスト)、
7-I(フィンガバー)、
8-H(リフトローラ)、
9-K(サイドローラ)、
10-L(リフトチェーン)、
11-A(リフトシリンダ)、
12-J(ティルトシリンダ)、
※メーカによって呼び名は多少違います。御了承ください。
フォークリフトの用語について、正しいものに○、間違っているものに×をつけてください。
1. フォークの長さとは、フォークの垂直前面からフォークの先端までの長さをいう。
2. 最大揚高とは、基準負荷状態からフォークを最高位置に移動した場合、地面からフォーク水平部の上面までの高さをいう。
3. ティルト角とは基準無負荷状態からマストを前傾に傾斜した場合、垂直位置から前方(傾斜)及び後方(傾斜)への最大傾斜角をいう。
4. FG15で最大揚高が3000mmマストの場合は、前傾角度は3度で後傾角度は6度である。
5. 基準荷重中心とはフォークリフトに積載した荷重(荷物の中心位置)の重心位置とフォーク垂直前面との距離をいう。
答えはこちら
↓
↓
1.○ 2.○ 3.○ 4.× 5.○
4番の正しい答えは、前傾角度は6度、後傾角度は12度です。
5番の荷重に関する解説です。
<荷重について>
・荷重とは、物体に作用する外力のこと。
・最大荷重とは、リフトセンター(爪の中心)と荷物の荷重中心を合わせた際に持てる荷物の最大の重さの事です。フォークリフトによくFG20またはただ単に25とか書いてありますが、この数字がFG25だったら最大2500キロという意味です。
・許容荷重とは、フォークリフトの安定度。
・荷重中心とは、荷重の重心位置とフォークの垂直部前面との距離。
では下の問題で更に詳しく練習していきましょう!!
○の中に言葉を入れて下さい。(○は漢字です)
または○マルか×バツで答えて下さい。
①特別教育および技能講習修了証の本籍、または氏名を変更した時は、修了証の○○をしなければならない。(ヒント:ひらがな4文字)
②特別教育および技能講習修了証を紛失または損傷した場合は、修了証の○○○をうけなければならない。(ヒント:ひらがな5文字)
③フォークリフトの運転業務につく時は必ず特別教育および技能講習修了証を○○しなければならない。(ヒント:ひらがな4文字)
④フォークリフトの定期自主検査は○○点検と○○点検がある
⑤フォークリフトの定期自主検査が終了した場合は、点検記録簿を○年間保存しなければならない
⑥フォークリフトを使用する場合は、使用前に必ず○○点検を実施しなければならない。(ヒント:ひらがな4文字)
⑦乗車席以外の場所に労働者を乗せてもかまわない。○マルか×バツか?
⑧フォーク・シャベル・アーム等、またはこれらにより支持されている荷の下に労働者を立ちいれてはならない。○マルか×バツか?
⑨荷物を積載するときは、○○○が生じないように積載しなければならない。(ヒント:ひらがな6文字)
⑩構内の制限速度を設定しても、運転手は作業を急がなければならない場合は、制限速度を超えてフォークリフトを運転してもよい。○マルか×バツか?
答えはこちら
↓
↓
①書替(かきかえ)
→ 本籍または氏名を変更した時は技能講習修了証の交付を受けた登録教習所に提出して書替えを受けなければならない と、労働安全衛生規則の第82条で定められています。これは試験によく出題されます。
②再交付(さいこうふ)
→ 紛失または損傷した時は技能講習修了証の交付を受けた登録教習機関に提出し、技能講習修了証の再交付を受けなければならない と、これも第82条で定められています。これは試験によく出題されます。
③携帯
→当該業務(運転)に従事する時は、これにかかわる免許証その他その資格を証する書面を携帯していなければならない、と労働安全衛生法の第61条で定められています。
④年次点検と月例点検
→用語の意味がわからない人はこちらを参照してください。
・年次点検
・月例点検
⑤3年
→記録簿は3年保存しなくてはいけません。
⑥始業点検
→忘れちゃった人はこちら>>
⑦×
→労働者をほかの場所に乗せたら危険です。
⑧○
→絶対に荷の下には労働者を入れてはいけません。(労働安全衛生規則第151条の9)
⑨偏荷重(へんかじゅう)
→荷物が右や左にかたよってる事をいいます。積荷の安定状態とフォークに対して偏荷重がないか必ず確認するようにして下さい。
⑩×
→制限速度を超えて運転したら事故につながります。
○マルか×バツで答えて下さい。
①フォークは荷物を支える爪で、その材質は炭素鋼、または特殊鋼を使用している。フォークの強度はフォークリフト構造規格第8条で安全係数を5以上ときめられている。
②リフトチェーンの強度はフォークリフト構造規格第9条で安全係数を3以上と決められている。
③作動油(ハイドロリックオイル)にとって最も必要な特性は、
④粘度が低すぎると、流動性が悪いために作動不良、またはオイルの過熱を生じる。
⑤油圧ポンプはエンジン、またはモーターによって駆動され、油を圧力エネルギーに変える装置である。
⑥安全弁は油圧回路の異常高圧による破損を防止するための装置である。
⑦パレットは多少の破損や変形なら使用しても良い。
⑧フォークの取り付け間隔は、パレット幅の2分の1以上、4分の3以下程度とするのが良い。
⑨アタッチメントを装着した場合、フォークより取り付け位置が前方に出るため、許容荷重が減少する。
⑩フォークポジショナとは、フォークが左右にシフトし、目的位置が多少ずれてもシフト操作だけで、決められた場所へ積付けすることが可能な装置である。
答えはこちら
↓
↓
① ×
→フォークの安全係数は3以上です。
※安全係数とは労働安全衛生規則により定められた安全の数値です。
② ×
→リフトチェーンの強度は5以上です。
フォークの安全係数とリフトチェーンの強度の数値を混同しないようにしましょう。
③ ×
→作動油は粘度が適当であること
作動油の粘度が高すぎると、流動性が悪いので、作動不良または油の過熱を生じます。
作動油の不適正温度の警報はモニターには表示されませんので、日頃から点検が必要です。
④ ×
→粘度が高すぎる、の間違いです
作動油の粘度が低すぎると、各部からの油漏れや作動油不足を生じます。
⑤ ○
→油圧ポンプはハイドロリックポンプとも呼ばれます。
ドライブギヤと、ドリブンギヤの歯車がかみ合って回転し、作動油タンクから油を吸い込み、吐出側に高圧で送り出す装置です。
⑥ ○
→安全弁は、作動油ポンプからコントロールバルブに送り込まれる圧力が規定値以上になると作動し、作動油タンクに戻す働きをします。
⑦ ×
→パレットが破損したり、変形したままで使用していると、積載荷物の荷崩れにつながり、周りで作業している人への災害にもつながります。ぜったいに破損したまま使用しないようにしましょう!
⑧ ○
→フォーク取り付け間隔はパレット幅の2分の1以上4分の3以下 です。
横方向の安定をよくするため、できるだけ広い方が好ましい。(ただし、積荷の状態やパレットの種類により異なります。)
⑨ ○
→アタッチメントを装着すると、車体全体の安定性が悪くなるので、許容荷重が減少します。
⑩ ×
→フォークが左右にシフトするのは、サイドシフト。
フォークの間隔を調整するのは、フォークポジショナー。
こちらで図解で説明しています
・サイドシフト
・ポジショナー
○マルか×バツで答えて下さい。
①ガソリンを補給する時は、必ずエンジンを停止させて補給する。
②LPGボンベの交換後、必ずガス漏れ検知器か石鹸水で接続部からガスが漏れていないかを確認する事。
③バッテリーを補充する場合は、換気の良い場所で充電を行う事。
④始業点検中に異常箇所が発見された場合は、管理監督者に報告し修理を実施する。
⑤タイヤの空気圧は、普通自動車の空気圧と同一である。
⑥空荷走行姿勢は、フォークを5~10センチあげて、マストを3度以上後傾させる。
⑦坂道ではフォークリフトは重量が重いので、傾斜面にそって、横切ったり、旋回しても横転しない。
⑧荷物を積んで坂道走行する場合は、上りは後進で、下りは前進でエンジンブレーキを利用する。
⑨フォークを上げたままのチルト操作は、非常に危険である。
⑩最大荷重以上に荷物を積載しないこと。許容荷重表を見て許容範囲以内で荷役作業を実施する事。
答え
↓
↓
① ○
→燃料を補給する時は必ずエンジンを停止、火気に注意、キャップを確実に締めて、こぼれた燃料をふきとりましょう。
② ○
→LPGボンベの交換時は、可燃性物質のない場所で、ガス取り出しバルブを閉じてから高圧ホースを取り外し、交換後はガス漏れ検知器か石鹸水でガスがもれていないか確認しましょう。
③ ○
→バッテリー交換時は、換気の良い場所で、火気を近づけないようにしましょう。
水素ガス、酸素ガス、酸霧が発生し、爆発する事があります。
またプラグは抜かないようにしてください。
④ ○
→労働安全衛生規則 第151条26に 記載されています。
⑤ ×
→車のタイヤの空気圧は2kPa、フォークリフトの空気圧は7kPaです。
フォークリフトは重い物を運ぶので大きな荷重に耐えられるように作られています。
⑥ ×
→空荷走行姿勢は、フォークを5~10センチ上げて、マストを6度以上傾斜。フォークの根元で15~20センチです。
⑦ ×
→坂道で傾斜面に沿って横切ったり、旋回すると転倒事故につながります。
自動車と同じつもりで、急にハンドルを切ると、後輪が外側へ大きく回り、転倒事故を起こす可能性があります。
⑧ ×
→荷物を積んで坂道を走行する場合は、上りは前進、下りは後進!空荷で急な坂道を走行する場合は、上りは後進、下りは前進!
⑨ ○ →フォークを上げたままのチルト操作は危険なので、ぜったいしないようにして下さい。
車両重心位置が高く、マストを前方に移動するので転倒事故ににつながります。
⑩ ○
→許容荷重表は、フォークリフトの運転者の見やすい場所に必ず取り付けられています。
<用語>
・最大荷重・・・フォークリフトが持てる最大の能力。
・許容荷重・・・爪の長さ、および荷物の荷重中心位置による持てる重量。
* LC/450mm:1500kgというのが必ずあります。LCというのはリフトセンターの略で、荷物の荷重中心位置とリフトのセンター(LC)が450の時に1500kg持てるという意味です。
お問合せ・ご相談は、お電話またはフォームにて受付しております。
まずはお気軽にご連絡ください。