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フォークリフト各部位の構造並びに名称は、各メーカーにより多少異なることもありますが、ここでは三菱・ニチユのフォークリフトで解説していきます。
【目 次】
1.前後進レバー(トルコン車)
2.駐車ブレーキレバー
3.ホーンボタン
4.インチングペダル(トルコン車)
5.ターンシグナルスイッチ
6.リフトレバー
7.クラッチペダル(ダイレクト車)
8.ブレーキペダル
9.ティルトレバー
10.変速レバー(ダイレクト車)
11.前後進レバー(ダイレクト車)
12.アクセルペダル
1.安全グリップ
2.リフトレバー
3.ティルトレバー
4.リーチレバー
5.バッテリ容量計
6.ステアリングホイール
7.ライティングスイッチ
8.走行レバー
9.フラッシャースイッチ
10.バッテリコネクタ遮断レバー
11.ホーンスイッチ
12.キースイッチ
フォークリフトに積載した荷重(荷重の中心位置)の重心位置とフォーク垂直前面との距離をいい、特に、JIS D6001の表2に示された数値を基準荷重中心といいます。
定格荷重(kg) | 1000未満 | 1000以上 5000未満 | 5000以上 15000未満 | 15000以上 24000以下 | 24000以上 |
---|---|---|---|---|---|
基準荷重中心(mm) | 400 | 500 (600) | 600 | 900 | 1200 |
備考:( )内の数値は、必要に応じて使用できる数値です。
基準負荷状態からフォークを最高位置に移動した場合、地面からフォーク水平部の上面までの高さをいいます。
1トン~3トンクラスのマストの高さ、各メーカーが準備しているマストの種類
(各位:mm)
2500 | 2700 | 3000 | 3300 |
3500 | 3700 | 4000 | 4300 |
4500 | 5000 | 5500 | 6000 |
*3mマストは標準高さです。
*3m以下のマストは低マストといわれています。
*3m以上のマストは高マストといわれています。
基準無負荷状態でマストを垂直にし、フォークを最低位置からマスト高さを変化しないで揚げることのできる最大の揚高で、地面からフォーク水平部上面までの高さをいいます。
基準無負荷状態からマストを前後に傾斜した場合、垂直位置から前方(前傾)及び後方(後傾)への最大傾斜角をいいます。なお、リーチフォーク形ではマストは垂直のままでフィンガバーまたはフォークのみ前後傾します。
ティルト角(度) | 種 類 | 前傾角 | 後傾角 |
---|---|---|---|
カウンターバランスフォークリフト | 6 | 12 | |
リーチフォークリフト | 3 | 5 | |
オーダピッキングトラック | |||
ウォーキーフォークリフト | 3 | 10 | |
備考 オーダピッキングトラックはティルト(前傾、後傾)しないため、―とした。 |
フォークの垂直前面からフォーク先端までの長さをいいます。
(単位mm)
1.5トン | 850 | 920 | 1070 | 1220 | 1370 | |
2トン | 920 | 1070 | 1220 | 1370 | 1520 | 1670 |
フォークの垂直前面からフォークの先端の距離をいいます。
(三菱・ニチユのカタログ値)
前進速度 | 後進速度 | |
FG・FD最高速度 (三菱) | 19km/h | 19km/h |
FB最高速度 (ニチユ) | 16km/h | 16km/h |
FBR最高速度 (ニチユ) | 10.5km/h | 10.5km/h |
フォークを最大に拡げられる幅をいいます。
基準無負荷状態での前進時最大かじ取り角、最低速度での旋回時に車体の最外部の描く軌跡の半径をいいます。
基準無負荷状態でフォーク間隔を最大に広げた車両又はこれに荷重を積載した車両が旋回できる直角通路の理論的最小幅をいいます。
所要の荷重を積載し直線通路上で90°旋回できる理論的最小通路幅。
基準無負荷状態で車両の最大の長さをいいます。
基準状態での車両の最大幅をいいます。
基準無負荷状態でマストを垂直にし、フォークを最大に揚げた状態での車両最上端までの高さをいいます。
基準無負荷状態でマストを垂直にし、フォークを最低に降ろした状態でのマスト最上端までの高さをいいます。
基準無負荷状態で、地面からヘッドガード最上端までの高さをいいます。
前後車軸間水平中心距離をいいます。
前輪および後輪の各左右タイヤの接地面での中心距離をいいます。
基準無負荷状態で車輪の付近を除き、走行時地面とのすきまが最小となる部分の高さをいいます。
マストを垂直にし、フォークを水平にし、フォーク上面を地上300mmとした無負荷状態をいいます。
(リーチ機構、アウトリガを有するものはリーチを完全に戻しアウトリガを引き込めます)
車両が燃料、冷却水、潤滑油、作動油等を積載して稼働に必要な整備をし、荷重を積載しない状態をいいます。
基準荷重中心に最大荷重を積載し、リーチ機構をもつものには、リーチを完全に戻し、マストを垂直にし、フォークを水平にし、フォーク上面を地上300mmにした負荷状態をいいます。
車両が燃料、冷却水、潤滑油、作動油等を積載し稼働に必要な整備をし、荷重を積載した状態をいいます。
ご自身でできる毎日の点検は多岐に渡るので、限界な部分もあるかと思います。フォークリフト専門会社でしたら、必ず資格を有する整備士が在籍しておりますので、点検に関することはプロに相談するのがベストです。
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毎月の点検することにより故障を少なくし、燃料費や修理費の節約をする事ができます。その結果、経費削減だけでなく安全で能率的な作業を行うことができます。
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